中妻じょうた

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板橋モデルの構築を!―大人の発達障がいを考える会

本日は、大人の発達障がいを考える会(IJの会)の会合に出席しました。
8/13にIJの会の皆様と一緒に、世田谷区の就労支援事業「UNI(ゆに)」を視察しまして、本日はその振り返りを行いました。



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本日の会合では20名弱が参加。区議会議員も、自民・公明・共産・民主の有志議員が参加しています。
本日は私と、杉田ひろし議員、かなざき文子議員が参加しました。

 

埋もれている、大人の発達障がい者

板橋区では子どもの発達支援として「子ども発達支援センター」事業を行っていますが、大人の発達障がいについては、現在特段の事業を行っていないところです。

発達障がいは早期に発見できるほうが望ましいですが、最近になって社会での認識が進んできた障がいですので、大人の中に潜在的な発達障がい者が相当数いるものと思われます。
そういった方は自分でも障がいを持っているという認識もなく、周囲の理解もサポートも得られず、就労に失敗して社会に関わっていくことが難しくなり、二次障がいを発症したり、サポートがあれば自立できたはずが生活保護に至ったりということが懸念されます。

このため、大人の発達障がいへの支援事業が必要とされているわけです。

東京都では「区市町村発達障害支援体制整備推進事業(成人期支援)」という事業を行っていて、大人の発達障がい支援を行う都下の区市町村に対し、最大で年間1000万円の補助金を出します。
杉並区、豊島区、足立区、世田谷区で、この補助金を活かして大人の発達障がい支援事業を行なっています

その中のひとつ、世田谷区の就労支援事業「UNI(ゆに)」を、IJの会のみなさんと一緒に、8/13に見てきました。

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そのときに撮影したUNIの内観です。とてもきれい。

世田谷区が要介護者・障がい者向けサポート器具の展示に使っていた建物が空き、そこにうまく入れたとのこと。
板橋区の場合は用地の確保が課題のひとつです。うらやましいかぎり。

 

スモールスタートか、幅広いサービスか

このUNIの優れているところは、ひとつは庁内組織に「横串」を入れて縦割りを乗り越えていること、もうひとつは「スモールスタート・ステップアップ」というビジネス定石を実践していることです。
このUNIは「若者サポートステーション」と連携し、仕事を求めてやってくる若者と接する中で、本人が自覚していない発達障がい的特性を発見し、UNIにつなげる、というフローを実践しています。
組織の縦割りが往々にして障壁になる行政において、このような「横串」を実現しているのは、すばらしいの一言です。

またスモールスタートということですが、このUNIは事業対象として、知的障がいや二次障害が顕著な方を除いています。
そんなことでいいのか、という質問も当日出たのですが、まずは小さくとも着実に実績を積むことが必要だ、という説明を受けました。
私がこれまで民間で積んできた経験から言っても、小さく始めて実績を積み、顧客を掘り起こしてニーズを知り、PDCAサイクルを回していくのは理にかなっていると感じます。
ただ、板橋区で求められている事業の形がどういうものかについてはさらなる議論が必要だとも、今日の会合の中で思いました。

大人の発達障がい支援の「板橋モデル」の構築に、今後とも貢献していきます!

ブログ筆者プロフィール

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中妻 じょうた 板橋区議会議員

板橋区議会議員「IT区議」中妻じょうたです。 長年ITプロフェッショナルとして働いてきた経験を生かし、より多くの区民の声を区政に反映する仕組みづくり、そして人の可能性を伸ばす教育・子育て、また障がい者福祉など社会弱者の対策に力を入れていきます。 仙台出身。東日本大震災被災地支援や原発問題には積極的に関わっていきます。 趣味は中国武術、マラソン、ゲーム、読書など。

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