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一刻も早くUSBメモリのない学校を!―情報公開及び個人情報保護審議会

今日は板橋区情報公開及び個人情報保護審議会が開催されました。7件の諮問事項および4件の報告事項があり、今後の区政にとって非常に重要な審議となりました。
その中の、私が重視するポイントについてザッとご報告します。


ファイルストレージシステム導入、区の業務からUSBメモリ排除へ

区のシステムに関する重要事項として、ファイルストレージシステムの導入が諮問されました。
ここでいうファイルストレージシステムとは、これまでUSBメモリなどの外部記憶媒体を使って行なっていた外部とのデータ受け渡しを、インターネットを介して接続できるネットワーク上のストレージを使って行えるようにするものです。
平たく言えば「宅ふぁいる便」のようなシステムを構築して、データの受け渡しをしようというものです。

先方から受け渡しメディアの指定までされるような特殊事例を除けば、これによって区の通常業務からUSBメモリをなくすことができるわけで、ずっとこの方向性を主張してきた私としてはうれしい限りです。
しかしこれで十分ではなく、最もUSBメモリ紛失事故が多い学校現場からUSBメモリをなくすためには、インターネットを介した恒常的な業務ファイルへのアクセスを実現する必要があります。

 

学区の検討に統合型GISを活用

区立学校の規模の問題は、以前厳しい状態が続いています。
児童数が最大の小学校と最小の小学校で10倍以上も差があるので、今後、学区の見直しを機動的・空間的に行なっていくために、統合型GISを活用するべきだと文教児童委員会で主張してきましたが、その方向でやっていただけて、これまたうれしい限りです。

 

統合された「避難行動要支援者名簿」、どう活用する?

諮問事項「避難行動要支援者名簿の作成」は、「板橋区要援護者名簿(いわゆる「手上げ式名簿」)」、「災害時要援護者名簿」、「ひとりぐらし高齢者見守り名簿」、「在宅人工呼吸器使用者名簿」の4つの名簿を名寄せして1つの「避難行動要支援者名簿」を作成すること、またこれを統合型GISを活用して要支援者マップを作成することを諮問するものでした。

災害時要援護者の個人情報については、日常的に地域との関係づくりに資することができるようにするため、本人の同意なく民生委員や住民防災組織に開示できるよう条例の整備を行うべきだと、これも以前から主張してきました。
新たな「避難行動要支援者名簿」は平時から民生委員・住民防災組織に開示する考えはあるのか、と投げかけてみましたが、まあこれはそもそも本日の諮問事項の範囲から外れるので、投げかけただけで終わりました。
しかし、今後の議論のためには、こういう投げかけも必要だと思っています。

 

またも学校でのUSBメモリ紛失…学校クラウド導入は必須

残念なことに、またも学校でのUSBメモリ紛失事故の報告を聞くこととなりました。

志村六小の教諭が、同校児童100枚分の写真が入ったUSBメモリを紛失したことが平成25年8月にわかりました。
しかし本件で私が最も問題だと考えるのは、同教諭は平成23年に校長に口頭でUSBメモリ持ち出し許可を得ただけで記録簿に記載せず、その後ずっとそのUSBメモリを所持しっぱなしにしていたことです。

同教諭も問題ですが、それを確認できない学校の管理体制のほうがより問題です。
個人情報持ち出し用USBメモリであれば、定期的にその個数を現物を見て確認し、足りない場合には今どこにあるのか再確認するというのが、当然あるべき管理体制です。
それをやっていれば、ある先生が2年以上も1つのUSBメモリを所持しっぱなしにしているなんてことが起ころうはずがありません。
これは学校としての管理体制の問題であると捉えて、より厳格な対応をとるよう教育委員会に求めました。

さらに、もう何度も繰り返していることですが、USBメモリを使う以上紛失は必ず起こるものだということはもはや明らかであり、これ以上の紛失事故をなくすためには、USBメモリを使わなくても業務に支障がないシステムを構築する以外ありません。
多忙を極める学校の先生が自宅にデータを持ち帰らなければ仕事を終えられない現状がある以上、自宅から安全に学校のファイルにアクセスできる環境整備を行う必要があります。

これについては、以前から「VPN」と言ったり「学校クラウド」と言ったりしていますが、まあ趣旨は同じものです。
教育委員会としても、校務システム構築の中で予算を要求していくと答弁がありました。今度こそ、区長にしっかりと受け止めてもらいたいものです。

ブログ筆者プロフィール

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中妻 じょうた 板橋区議会議員

板橋区議会議員「IT区議」中妻じょうたです。 長年ITプロフェッショナルとして働いてきた経験を生かし、より多くの区民の声を区政に反映する仕組みづくり、そして人の可能性を伸ばす教育・子育て、また障がい者福祉など社会弱者の対策に力を入れていきます。 仙台出身。東日本大震災被災地支援や原発問題には積極的に関わっていきます。 趣味は中国武術、マラソン、ゲーム、読書など。

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