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沈んだ「気」を引っ張りあげなければ―今日の三反走レポート

毎月恒例の石巻市・三反走仮設団地での武術・太極拳教室、今月も行ってきました。
仮設訪問の中でのよもやま話をお届けする「今日の三反走レポート」、今月もお読みください。



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太極拳教室とはもう既に名ばかりで^^;、いる人に合わせていろいろやってます。
最近はいつも来てくれる子に合わせて動きの大きい練習をしてますが、年齢層が上がったり運動が苦手そうな方が来たりすれば、簡単な体操からやったりします。
写真は、基本套路として知られる「五歩拳」の練習です。

 

台風26号の猛威

猛烈な風雨をもたらした台風26号によって、河口から海水が逆流し、せっかく復興工事が進んでいた長面・尾崎地区に打撃を与えました。尾崎地区に渡るための橋が壊されてしまいました。

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三反走仮設の管理人・高橋照雄さんが携帯で撮影した、尾崎に渡る橋の現状です。尾崎側から撮影しています。
ちょうど橋が終わろうとするところでゴッソリ持っていかれています。知らないで車で橋を渡ろうとすれば、最後のところで転落してしまいますね…。

今後こういうことがたびたび起こることが予想されますので、長面・尾崎の工事はより強固なものにしなければならないでしょう。
聞くところによると、道全体を最低でも5mかさ上げし、漁場へは階段で降りていく形にするそうです。

大島の被害も話題になりました。
ふんばろう東日本支援プロジェクトの仲間が大島に渡っており、写真をFacebookに載せていたので、それをお見せすると「震災の最初の頃と同じだ…」という感想がありました。

私自身、今すぐ大島に対して何ができるわけでもなく、心苦しいかぎりです。
人間は本当に、できることしかできません。無力です。

 

時間が立てば立つほど「気」が沈む

この月一の三反走太極拳教室ももう1年3ヶ月になりますが、ほぼ参加者が固定化してしまっています。
これは私の太極拳教室だけではないようで、いろいろなボランティアが来てやっているワークショップなどでも同様の傾向のようです。
11/2にみんなで合唱の発表をするそうですが、そのための練習をビッグバン(河北総合センター)で行なったところ、2人しか参加がなかったそうです。
各仮設からビッグバンに行くのがまず大変だというのもあるのですが…。

今まで出てきてた人も出てこなくなるし、最初から出てこない人はそれこそ全然様子がわかりません。孤独死がとても心配です。
出てくれた方には「いやー、ちょっと体動かしただけで気分が変わったよ」と大変喜んでもらえたのですが、出てきてくれない方にどうやってアプローチするか…。
なかなか人が出てこなくなる理由はいくつか考えられますが、チラシを貼っておいたり置いておいたりするだけではもう効果が薄く、一軒一軒回ってチラシを投函したり声をかけたりしないと出てこないとのことです。

仮設住宅生活が長期間に渡ると、どうしても「気」が沈んでくるのではないかと思います。
自分の人生を自分ではどうすることもできないと感じると、積極的に何かをやろうという気力が失われます。
なんとかして「気」を引っ張りあげなければならないのですが…。

この日は話の流れの中で、ちょっと心意六合拳をやって見せたのですが、そのときに私が発した「雷声」―心意六合拳で特徴的な「イッ!」という鋭く轟くような発声を聞いて「ハッとなった、気分が変わった」とおっしゃった方もいました。
魔法の答えはないのですが、いろいろな人がいろいろなアプローチを繰り返すことで、多種多様な「きっかけ」をたくさん作るしかないのかもしれません。

目先を変えるために、次回は表演用の武器をいろいろ持っていって「武器博覧会」をやろうか、なんて約束を、いつも来る子としました^^

 

オリンピックに向けて、仙台市営地下鉄の宮城スタジアムまでの延伸を

2020年オリンピック・パラリンピックでは、サッカーが利府町の宮城スタジアムで開催されます。
被災地での競技開催ということで期待されているわけですが、この宮城スタジアムへのアクセスが悪く、車か歩きでしかいけません。既存の駅は遠すぎます。
いきおい車の量が増えるわけで、聞いたところによると、競技終了後に車でスタジアムを出ようとしたら、出るのに1時間かかったこともあったそうです。

三反走管理人の高橋照雄さんは「仙台市営地下鉄を、地上でいいので、泉中央駅から宮城スタジアムまで延伸するべき」と主張しています。
なるほど!と思う意見です。
仙台市営地下鉄だから仙台市内でおしまい、なんて仕切りじゃつまらんですよ…。

 

仮設住まいとICT

仮設での生活の改善に、ICTは大きな効果を発揮すると思います。
前述の引きこもり防止のためにも、イベントのお知らせをメーリングリストで周知するくらいのことはやるべきだと私は意見したのですが、高齢の方も多く、なかなかデジタルデバイドが厳しいのが現実のようです。
タブレット活用講座が開催されたそうですが、1日の予定だったのが疲れてしまって半日しか受けられなかった、という声もありました。

少なくとも携帯電話はみんな持っているのだから、仕切り役でも立ててこっちで携帯を操作してメーリングリストにメールアドレスを登録してしまい、届くお知らせを読むだけでもかなりちがうと思うんですよね。
酒が出るっていうとみんな出てくるそうですから、「メーリングリストに登録したらワンカップをプレゼント」くらいやってみます?^^;

ブログ筆者プロフィール

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中妻 じょうた 板橋区議会議員

板橋区議会議員「IT区議」中妻じょうたです。 長年ITプロフェッショナルとして働いてきた経験を生かし、より多くの区民の声を区政に反映する仕組みづくり、そして人の可能性を伸ばす教育・子育て、また障がい者福祉など社会弱者の対策に力を入れていきます。 仙台出身。東日本大震災被災地支援や原発問題には積極的に関わっていきます。 趣味は中国武術、マラソン、ゲーム、読書など。

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