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厚労省新ガイドラインに板橋の声を!―新あいキッズをめぐる議論(4)

新あいキッズ記事の第4回は、前回に引き続き、厚生労働省の放課後児童クラブのガイドラインについてです。
東京新聞11/9の記事では以下のように書いてあります。

国は二年後に開始する新しい子育て支援制度に学童保育の充実を盛り込み、職員配置や集団の規模、一人あたりの施設面積などの基準づくりを進めているが、新あいキッズのように学童保育自体をやらなくなると基準は及ばない。

「及ばない」と断言していますが、これは本当でしょうか?


厚生労働省

専門委員会の議論にはまだ「積み残しの課題」がある

東京新聞が述べているのは、「放課後児童クラブの基準に関する専門委員会」(以下、専門委員会)についてです。

第6回放課後児童クラブの基準に関する専門委員会

厚生労働省の中の、いち専門委員会の中の、しかもまだ検討中の話を「国が進めている」と書くのはちとミスリーディングではないかと思いますが、そこは本題でないのでまあいいでしょう。

ついこの間ですね。11/11、第6回の専門委員会が開催され、「これまでの議論を踏まえた方向性と積み残しの論点」という、大変参考になる資料がアップされました。

これまでの議論を踏まえた方向性と積み残しの論点(2)

この14ページで、やはり現行ガイドライン同様、専用スペースの確保と児童一人当たり概ね1.65平方メートル以上という基準が書かれています。

しかし、それで終わってはいません。
14ページではさらにこのように書かれています。

○ ただし、放課後子ども教室と一体的に事業を実施する場合や児童館で実施する場合など、留守家庭児童とそれ以外の子どもとが同じ部屋で過ごすケースも想定される。
○ こうした場合であっても、クラブが生活の場であるということに鑑みると、最低限、生活するスペースは専用とすることを基本とする。ただし、各クラブの実情に応じ、児童の健全な育成を図る上で支障を及ぼさない場合には、専用でなくてもよいこととする。

この議論の推移によっては、将来的には、新あいキッズが児童福祉法に基づいていると認められ、国の補助金も出るようになることも期待できます。
そうなっていくよう、国・厚生労働省に対して、東京や板橋の実状を訴え、放課後子ども教室との一体化ケースについて理解を深めてもらうことが重要です。
私も各方面に働きかけてみようと考えています。

東京新聞の記事にある「新あいキッズのように学童保育自体をやらなくなると基準は及ばない」という言及は、そもそも放課後児童クラブのあり方について今議論されている最中だというのに、断言しすぎだということです。

加えて、この資料では「児童の集団の規模は、おおむね40人までとする」と示されています。
新あいキッズは児童35人あたり職員2人という基準で行いますので、現在検討中のガイドラインよりもさらに手厚いわけですね。

 

現場を取材したことをなぜ書かない?

さて、東京新聞についてはもうひとつ、疑問に思っていることがあります。

東京新聞は11/12に、学校や保護者のご了解のもと、志村六小あいキッズを取材したそうです。
しかし、それについての記事は今に至るまで出ていません。
今日出た記事は、11/20に行われた懇談会についてでした。11/12の話はもう書く気がないのでしょうか?

なぜ書かないのでしょうか。単純に紙面スペースがなかったからでしょうか。
それとも、持論に都合よい材料がなかったからでしょうか。

まあしかし、新聞といえども、完全中立ということは不可能です。特定の立場に立つことはあってよいことでしょう。
であれば、当然、反対の立場からの議論が必要です。

新あいキッズに対する不安や、個別の課題があることは私も認識しています。
が、私は東京新聞11/9の記事があまりに一方的すぎ、これではさらに不安を拡大させるだけだと懸念して、敢えて新あいキッズを擁護する立場を取ることに決めました。

「意見の不一致はもっともらしい決定を正しい決定に変え、正しい決定を優れた決定に変える」(ピーター・F・ドラッカー)

さて、次の記事ですが、ある議員が新あいキッズ条例案第8条を曲解して条例案に反対する論調を展開し始めました。
私は障がい児の親として、こんな論法を許すことは断じてできません。
次の怒りの投稿もこのすぐあと。

ブログ筆者プロフィール

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中妻 じょうた 板橋区議会議員

板橋区議会議員「IT区議」中妻じょうたです。 長年ITプロフェッショナルとして働いてきた経験を生かし、より多くの区民の声を区政に反映する仕組みづくり、そして人の可能性を伸ばす教育・子育て、また障がい者福祉など社会弱者の対策に力を入れていきます。 仙台出身。東日本大震災被災地支援や原発問題には積極的に関わっていきます。 趣味は中国武術、マラソン、ゲーム、読書など。

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