中妻じょうた

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障がいのある子ども本人の立場に立て!―新あいキッズをめぐる議論(5)

本日の議案説明会で新あいキッズ条例案が提示されましたが、その後、共産党の松崎いたる議員が、条例案第8条を曲解して新あいキッズ条例案に反対する論調を展開し始めました。

板橋区議会議員として働き始めて2年半。 これほどの怒りを感じたことはありません。

 

松崎いたる議員は、FacebookTwitterでこんなことを書きました。

 

◆障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律第七条「行政機関等は、その事務又は事業を行うに当たり、障害を理由として障害者でない者と不当な差別的取扱いをすることにより、障害者の権利利益を侵害してはならない」。

◆板橋区あいキッズ条例案第8条「著しい障がいがあり、集団生活に適さないと認められるとき」教育委員会はあいキッズの利用を承認しないことができる。

●あいキッズ条例案は、明らかに法に違反しています。 板橋区あいキッズ条例案第8条に「著しい障がいがあり、集団生活に適さないと認められるとき」あいキッズ(放課後全児童対策事業)の利用を承認しないとあるが、これは「障害を理由にする差別の解消の推進に関する法律」に違反する。撤回しかない。

 

新あいキッズ条例案、そして多くの関係者の悲願であった大事な大事な「障害者差別解消法」を意図的に曲解し読み飛ばし、表層をなぞって字面だけの自説を作り上げ、新あいキッズ条例案に反対する根拠にしようとしています。

 

既に、この論調を知って心配した障がい者団体から、メールで問い合わせをいただきました。 こんな論法で、多くの関係者を不安に陥れるつもりでしょうか。

私は、障がい児の親として、こんなやり方を許すことは断じてできません。

 

 

 

障がい児本人の立場に立たなければ、何の意味もない!

 

新あいキッズ条例案第8条には、こう書かれています。

 

第8条 教育委員会は、次の各号のいずれかに該当するときは、前条第2項の承認をしないことができる。 (1)心身に著しい障がいがあり、集団生活に適さないと認められるとき。 (2)前号に掲げるもののほか、教育委員会が特に利用を不適当であると認めるとき。

 

あくまでも対象は「著しい障がい」です。

 

例えば、特別支援学級でも無理な障がい児、接し方に特段の配慮が必要な障がい児があいキッズに行かされたとしたら、何よりその子自身の不幸です。

「集団生活に適さない」のに無理やり集団生活をさせられて、どうしてその子のためになっている、その子の立場に立っていると言えるのでしょうか。

 

そして、障害者差別解消法が禁じているのは「不当な差別的取扱い」です。 障がい児・者の立場に立った人間らしい生活のために特段の配慮をするのは当然であって、それを「不当な差別的取扱い」とは呼びません。

 

一部の団体は「例外なくすべての障がい児を普通学級に」などという子ども自身のことを何ら考えない活動をやっていますが、私は障がい児の親として、こういう論調に与しません。

 

障がい児が幸せに過ごせる環境とはどういうものか、子ども一人ひとりの立場に立って考えなくてどうするのか。

まさに字面だけの教条主義。

障がい児の多様な実状を無視した論法です。

 

私としては、しっかりと障がい児の実態を踏まえて議論すべく心がけるとともに、不当な障がい児排除が起こらないよう教育委員会に求めていきます。

障がい児の受け入れについて個別の課題は残っていますが、それはこの第8条があっても問題なくクリアできることだと考えています。

 

さて、立て続けに連投しましたが、今日のところはいったん筆を置こうと思います。

個別の課題についてはきっちり確認していく必要がありますが、それについては、これから始まる本会議の一般質問を待ってからのほうがよいでしょう。

ブログ筆者プロフィール

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中妻 じょうた 板橋区議会議員

板橋区議会議員「IT区議」中妻じょうたです。 長年ITプロフェッショナルとして働いてきた経験を生かし、より多くの区民の声を区政に反映する仕組みづくり、そして人の可能性を伸ばす教育・子育て、また障がい者福祉など社会弱者の対策に力を入れていきます。 仙台出身。東日本大震災被災地支援や原発問題には積極的に関わっていきます。 趣味は中国武術、マラソン、ゲーム、読書など。

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