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厳しさ増す中「縁の下の力持ち」めざして―2014年展望

2013年もまもなく終わりです。今年は本ブログへのアクセスが大幅に増加しました。お読みいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
本年最後の記事では、板橋区政・東京都政・国政それぞれについて、私なりに2014年の展望を書いてみたいと思います。



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「法人住民税の一部国税化」が重くのしかかる―板橋区政

厳しさが続いている板橋区の財政ですが、2014年はさらなる課題が待ち受けています。
それが「法人住民税の一部国税化」です。

政府・与党は、自治体が企業に課している地方税「法人住民税」の税収のうち3000億円程度を国税化し、税収の少ない自治体に再配分する方針を進めています。
一言でざっくり言ってしまえば、余裕のある自治体から財政が厳しい自治体への再配分策だということです。
これにより最も影響を受けるのは、間違いなく東京都であり、そして都内の基礎自治体です。

東京23区は特殊な自治体でして、法人住民税は「都民税」として都が課税するのみであり、23区は東京都から「財政調整交付金」という形で配分され、受け取ることになります。
だから、東京都はお金持ちなんでしょ?という扱いで法人住民税を都から削減されると、それは板橋区をも直撃することになります。
聞くところによると、数十億円の歳入減少につながるのではないか…という観測もあるようです。

板橋区は全歳出の6割が福祉費であり、生活保護施行扶助費も、平成24年度決算では全歳出の19.2%を占めるまでになっています。
ここで数十億円の減収は、板橋区にとって大ダメージです。
法人住民税の一部国税化については、見直しを強く要求していきたいと考えています。

 

政策本位の都知事選はできるのか―東京都政

猪瀬直樹前都知事の辞任により、2/9が投票日となる都知事選挙に向けての動きが、年明けすぐに本格化するでしょう。
まさか半年のうちにもう都知事選をやることになるとは…。
私のみならず、誰一人予想してなかった事態でしょう。

そのため、政策的な観点からの候補者選びをするような余裕は、どの陣営にもなさそうだというのが現実のようです。
様々な名前が取り沙汰されていますが、「この政策だからこの人だ」という議論にはなっていないのが実情でしょう。

しかし、やはり都知事を担うからには、少なくともいくつかのポイントについては明確な方針を持っていてもらいたいものです。
個人的には、以下の点は重視したいところです。

(1) オリンピックに向けて、どういう姿勢で臨むか。
(2) 東電の大株主として、どのようなエネルギー政策を打ち出すか。
(3) 法人住民税の一部国税化について、どのような方針で臨むか。

現時点で、出馬を明確にしているのは宇都宮健児氏のみです。
前回の都知事選では民主党は自由投票となったので、私はギリギリまで考えた末に宇都宮健児氏支持としたのですが、今回特に(3)について宇都宮さんはどう考えているのでしょうか。
ああ東京はお金持ちだからしょうがないですね、などとスイスイ通されてしまっては大変困るのですが。

 

「趣味の政治」に異議、生活を下支えする政策を―国政

安倍晋三首相は12/22にNHKの番組に出演し、憲法改正について「私のライフワークだ。何のために政治家になったのか。何としてもやり遂げたい」と述べました。
憲法改正そのものは否定しませんが、それは多くの国民の参加による議論のもと、今よりももっと国民一人一人の幸せをめざす憲法改正でなければならないでしょう。
変えること自体が目的であってはなりません。少なくとも、人権も立憲主義も軽視した先の自民党憲法改正草案では話になりません。
が、安部首相の言葉からは「とにかく変えたい」という印象しか伝わってきません。

12/26には、安部首相は靖国神社に参拝しました。
宗教的な意義については私は見解を述べませんが、中韓のみならず米国・欧州からも批判的に論評されている現状を見れば、国益にかなった行動とは言いがたいと言わざるを得ません。
私が問題視するのは、靖国参拝を「首相在任中に」やる理由は何か、ということです。純粋に宗教心から参拝するのであれば、首相でないときにやれば十分ではないでしょうか。

また、平成26年度予算案が政府決定されました。総額で96兆円と過去最大規模です。
歳入のうち、来年4月からの消費税増成分が4.5兆円。他の税収増を加えると7兆円の増収の見込みとのことです。

この消費税増税は民主党政権時に「社会保障と税の一体改革」との位置づけで行なったものでした。
何もしなくても毎年1兆円の自然増になるという社会保障費を捻出するため、消費税増税分は社会保障にしか使わないという3党の約束のもとで行なった苦渋の決断です。
しかし、消費税増収分見込み4.5兆円に対し、社会保障費の増額はわずか2200億円でした。
そして公共事業費は、前年比12.9%増とのことです。

公共施設の老朽化も重要な課題であり、公共事業の否定をするつもりはありませんが、しかし安倍政権の社会保障に対する驚くほどの関心の薄さは、この予算案にはっきりと表れています。
口でいくらうまいことを言っても、数字をごまかすことはできません。

今年の参院選での勝利以降、安部首相ははっきりとギアチェンジをしています。
自分が本当にやりたかったことをやるという意志を示しています。
しかしその「やりたかったこと」というのが、国民一人一人の生活を支えるというよりは、自分の「趣味」をやりたいというように見えるのは私だけでしょうか。

30日は東証の大納会でした。
2013年の終値は1万6291円と7年ぶりの高値であり、年間上昇率は56.7%にもなったそうです。
しかし、一般市民の生活や中小企業の経営状況がよくなった…という話はあまり聞きません。
景気回復はすべての国民に利益をもたらすはずですが、どこかで「目詰まり」が起こっているとそうはなりません。
社会保障を手厚くするということは、税収を社会弱者に振り分けて社会を下から支え、景気回復の恩恵をすべての国民にもたらすということなのですが…。

 

2014年、政治の課題はますます複雑困難になっていくように私は思われます。
私は微力ではありますが、まずは板橋区議会議員として、そして被災地を故郷とする者として、民主党の一員として、またひとりの父として夫として、2014年も誠実に働くことをめざしたいと思っています。

本年は大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします!
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ブログ筆者プロフィール

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中妻 じょうた 板橋区議会議員

板橋区議会議員「IT区議」中妻じょうたです。 長年ITプロフェッショナルとして働いてきた経験を生かし、より多くの区民の声を区政に反映する仕組みづくり、そして人の可能性を伸ばす教育・子育て、また障がい者福祉など社会弱者の対策に力を入れていきます。 仙台出身。東日本大震災被災地支援や原発問題には積極的に関わっていきます。 趣味は中国武術、マラソン、ゲーム、読書など。

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