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日大アメフト部悪質プレー、『敵』に対しては何をやってもいいのか

いま問題になっている日大アメフト部の悪質プレー、動画を見てみましたが、これはひどい。

完全にボールを投げ終えた選手の背中に、ヘルメットから当たりに行っている。

 

「『敵』に対しては何をやってもいい」

 

という発想なら、日大アメフト部には二度と試合をする資格はありません。

 

アメフト「危険タックル」はチームの指示か 日大は否定も現役選手は「違和感」 : J-CASTニュース

 

Facebookで武術の話を書いたところ、「リミッターを外す」議論になりました。

イスラエル発の格闘技「クラヴマガ」では「リミッターを外せ」と教えるが、練習で本当にリミッターを外す人がいると、ついていけなくなる…というご意見。

納得です。

 

『秘伝』2017年9月号には、女性専用護身術「モデルマギング」が紹介されてます。

心理的抑圧を受けがちな女性に「リミッターを外す」練習をしてもらうために、やられ役「マガー」に20kgものプロテクターをつけた上で、リミッターを外した全力攻撃を行います。

女性でも、リミッターを外せば相手は吹っ飛びます。

 

 

これくらいのことをやらないと、リミッターは外せません。

リミッターを外すということは、相手を「同じ人間」とみなさず、完全に相手を「抹消する」モードに入るということです。

しかし、我々は人間社会に生きてるのですから、「練習」や「試合」でリミッターを外すことなどできません。

 

よく「試合」と「死合」を書き分けたりしますが、音が同じでわかりにくいのと、必ずしも「死」が前提ではないので、「試シアイ」と「消シアイ」という書き分けを提案します。

「試シアイ」は、何度も繰り返し「試す」のが前提。

「消シアイ」は、「次はない」前提で相手を「消す」のが目的です。

 

アメフトは、言うまでもなく「試シアイ」です。

相手チームが「試シアイ」のつもりで、ルールと試合相手を尊重するプレーをしているところに、一方的に「消シアイ」を仕掛けるのは、スポーツにおいて最も恥ずべき行為です。

もしチームぐるみならば、永久追放相当と思います。

 

リミッターを外して相手を「消す」のは、相手を「同じ人間」と思ってたらできません。

相手は『敵』。

相手は『自分と同じ人間じゃないもの』。

相手は『抹消して構わないもの』。

こういうマインドにならなければ「消シアイ」はできません。

 

しかし昨今、この「相手は同じ人間ではない」という勝手な前提のもとメチャクチャをやる、こういう風潮がまかり通ってはいないでしょうか。

 

「我も人なり、彼も人なり」。

 

この当たり前のことがわからない社会なら、滅ぶ日も遠くないでしょう。

私は、日本社会をそんなことにしたくありません。

 

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ブログ筆者プロフィール

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中妻 じょうた 板橋区議会議員

板橋区議会議員「IT区議」中妻じょうたです。 長年ITプロフェッショナルとして働いてきた経験を生かし、より多くの区民の声を区政に反映する仕組みづくり、そして人の可能性を伸ばす教育・子育て、また障がい者福祉など社会弱者の対策に力を入れていきます。 仙台出身。東日本大震災被災地支援や原発問題には積極的に関わっていきます。 趣味は中国武術、マラソン、ゲーム、読書など。

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