一昨日1/6、金沢市のNPO「かなざわ志縁隊」に2tトラックで支援物資を届けにいきました。

かなざわ志縁隊は迅速に動いたようで、翌1/7の夕方には、支援物資を志賀町と能登町柳田に無事届けたとの連絡がありました。

その後、かなざわ志縁隊の上杉悠厳さんより、現地の様子が写真・動画とともに送られてきました。
上杉さんのご許可を得まして、その文面を動画とともにご紹介したいと思います。

志賀町の様子

今回、物資を運ばせていただいた志賀町は海沿いの町で、結構大きな地震の震源地でもあります。
金沢から見て、輪島の手前という感じです。
原発が近く、漁師町ということもあり男手はあるのですが、道路の寸断が見られ、物資の集積は行えても、分別した上での個別分配に苦労している様子が伺えます。
送電が始まってきましたので、時間のズレはあるにせよ、近日中に電気は復活するようです。
お年寄りには、パンやインスタント食品の生活は厳しいらしく、野菜や果物を食べたいという声を多く聞きます。
今後の課題です。
昨日からの雪で、気温も一気に下がってきましたので、温かい食事の提供も考えております。

能登町柳田地区の様子

柳田地区は輪島の東に位置しており、地盤が良かったのか家屋の倒壊は免れたものの被害は甚大です。
給水が始まってきましたので、飲み水は確保できるようになってきましたが、生活用水の確保には至っていないようです。
自衛隊の力で道路の応急的な改善は進んできておりますが、穴水以北では、まだまだ、不通箇所があるようです。
倒壊していない家屋でも生活ができる状態ではないため、電気、水道、道路といったインフラが整い、炊き出しなどができるようになるまで、食物繊維やビタミンといった栄養があって日常を感じられる食べ物をいかに届けるかが直近に課題となっております。

色々ありすぎて、頭の整理が追いついておりません。
読みづらく、分かりにくい文ですが、ご容赦願います。
変化があった時には、また連絡させていただきます。

NPOかなざわ志縁隊
上杉

本当にお疲れさまです。
また、多忙な中ご報告を送っていただいたことに心より感謝いたします。

動画を見ますと、イオンスタイル前野町店で貼ってもらったイオンのステッカーが飲料水の段ボールに付いていて、間違いなく我々が送ったものだとわかります。
ちょっとうれしいですね☺️

やはり、食事の質が課題のようです。
カセットコンロを送ったのは正解でしたが、生鮮食品を送るのが難しいですね…。
高齢の方も多いでしょうから、あまり長い間食事が偏っていると、まずいかもしれません。

また、昨日から現地では雪が降り始めました。
雪が降る前に届けることができたのはラッキーでしたが、今後が心配です。

本日はあくつ幸彦前衆議院議員、宮瀬英治都議とともに、高島平地域を中心として募金活動を行いました。
寒い中、多くの方からご寄付をいただきました。
誠にありがとうございました。

それにしても「志縁隊」というのはいい名前ですね。
まさしく、被災地支援は「志」と「縁」です。
この度生まれた縁を大事に、刻々と変わる被災地の状況に合わせ、支援の方法を検討していきたいと思います。

関連記事

  • 最新記事
TOP