昨日は終戦記念日でした。
(蛇足ですが、私の誕生日でもあります^^)
毎年自分の誕生日には平和について考えるのですが、今はやはりウクライナ戦争の影響が板橋区にもあり、戦争が「近く」にあるという実感があります。
板橋区にもウクライナから避難されている方々がいます。
私はずっと、ドネツク州ドネツクから避難してきたマリアさん(仮名)とその娘さんのエレナさん(仮名)との交流を続けています。
マリアさんは花火が好きで、先日のいたばし花火大会の際にはエレナさんと一緒に会場まで足を運んだそうで、そのときの写真を送っていただきました。
(火事には驚かれたそうですが…)
(画像は一部Stable Diffusionで加工)
浴衣もバッチリ着こなし。 素敵ですね!☺️
しかし、マリアさんとエレナさんが隅田川花火大会の際にたまたま近くを通ったときには、花火大会が行われていることを知らず、花火の音が轟いてきたときに「ビクッ」となってしまったそうです。
花火の「ドーン!」という音が、砲弾・爆弾の音に聞こえるのです。
この話を聞いて私は、自分はつくづく平和しか知らない日本人だ…と深く感じ入りました。
「ドーン!」という音から、楽しい印象しか受けないのですから。
花火は本当に「平和の象徴」です。
平和でなければ、花火はできないのです。
私が知っているマリアさんは、戦争を知っている。
つまり、戦争は今「2軒隣」にある。
こういう実感を、私は今持っています。
平和を維持するには、大勢の人々の不断の努力が必要。
しかし、戦争を始めるには、愚かな指導者が一人いれば十分。
この気が滅入るような現実を、ウクライナ戦争は教えてくれます。
国民の力で、戦争は止められるのでしょうか。
一旦始まってしまったら、難しいと思います。
仮に今、ロシアで反戦運動が盛り上がったとしても、戦争を止めることは難しいでしょう。
始まる「前」に止めなければならないのです。
戦争を煽る愚かな政治家を、国民は許さない。
日本は、そのような国であるべきだと私は思います。