毎週ご好評をいただいていますTwitterスペース(ネットラジオ)の「金曜はご意見伺い」。
前回は「ゴミ問題」で盛り上がりました。
もっと「コンポスト」を普及させて、生ゴミから肥料を作れないか?
最初は、私の感じている問題意識から始まりました。
日本は今、農業で用いる肥料のほとんどを輸入しており、円安により肥料の値段が高騰している一方で、都市部では大量の生ゴミを出しています。
都市部でもう少し、生ゴミを自前で処理して腐葉土に変える「コンポスト」を普及させて自治体で腐葉土を集めたり、あるいは自治体の遊休地でコンポストを設置したりといった工夫を進めて、農家に肥料を提供するようなことができるのではないか? という問題意識を持っています。
最近『よくわかる土中環境』という書籍を読んだのですが、大変参考になります。
よくわかる土中環境 イラスト&写真でやさしく解説(Amazon)
コンポストも適切な方法で行えば、臭いや虫の発生がないとのことです。
注目されにくいが重要課題・ゴミ問題
国では、下水汚泥を肥料として活用する取り組みを推進する方針を示しています。
佐賀市では下水浄化センターで生産される汚泥肥料が毎年完売、農家の評判も上々とのことです。
化学肥料高騰で注目! 下水汚泥 肥料に変身…「安価で臭わない」農家から高評価(読売新聞オンライン)
小金井市在住の方からご意見をいただきましたが、小金井市ではゴミ処理有料化後、市民がゴミ処理に相当の手間をかけており、大変だという意見も少なくないとのこと。 かつて小金井市では、市長がゴミ問題について軽率な発言をしたため、就任半年で辞職を余儀なくされた…といったお話も伺いました。
杉並区がゴミで溢れかえった「東京ゴミ戦争」は有名です
持続可能な社会のため、リサイクルについては、まだまだできることがあるのではないでしょうか?
追記:
先ほど参議院本会議にて、衆議院小選挙区の区割り改正、いわゆる「10増10減」を実施する公職選挙法改正案が可決・成立したとのことです。
衆院 選挙区「10増10減」の改正公職選挙法が成立(NHK)
一票の格差是正のため必要な改正ではありますが、都市部の住民はより一層、日本全体の環境を考えていかなければならないと思います。
くらしの悩みを地方議員に相談できるSNS「issues」でも、「生ゴミを肥料に変えるコンポストの場所を増やしたい」というテーマでご意見をお伺いしています。
生ゴミを肥料に変える、コンポストの場所を増やしたい(issues)
ぜひ、ご意見をお寄せください!