あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

この写真は、元旦の初日の出、朝7時頃に撮影したものです。
例年通り、家族と荒川河川敷に行って初日の出を拝みました。
このときは、すばらしい初日の出を見ることができ、今年はきっといい年になると思ったのですが…。

その日の夕方、午後4時頃。
東京でも、不気味な長い横揺れを感じました。
「これはどこか遠くで大きな地震があったぞ」と直感しました。

能登半島地震です。

能登半島各地で、建物倒壊や火災で甚大な被害が出ています。
現在、死者70人を超えたとの報道。
いわゆる「72時間の壁」も迫っており、死者数がさらに増加することは避けられない見通しです。

さらに、被災地支援のために羽田空港で発進準備をしていた海上保安庁の航空機が、着陸してきたJAL旅客機と激突し、海保職員5名が亡くなるという事態も発生しました。

亡くなられた皆様には心よりお悔やみを申し上げます。
また、被災された皆様には心よりのお見舞いを申し上げます。

3.11を牢記する私としては、いかなる支援が可能か考えをめぐらせながらニュースをチェックしています。
ただ現在、交通網が寸断され、救助活動もままならない中で今私が動くことは拙速であると判断し、事態の注視に努めているところです。

板橋区でも地震対策の総点検と、被災地支援の準備を

能登地方の状況は心配ではありますが、一旦板橋区の状況を振り返ってみましょう。
気象庁では「日本付近で発生した主な被害地震」のリストをまとめていますが、これによると、2022年と2023年に能登地方に強い地震が起こっていることがわかります。

東京近郊はというと、千葉県や茨城県でしばしば強めの地震が起こっています。
これを鑑みれば、東京でも今回の能登半島地震に匹敵する地震がいつ起こってもおかしくないと考えなければならないと思います。

今一度、板橋区における地震対策を総点検する必要がありましょう。
それぞれのご家庭でも、食料備蓄や防災グッズのチェックや、避難計画の見直しなどを行うことをお勧めします。

また、今現在はまだ救助活動が優先されるべき時ですが、すぐに被災地支援の必要性が出てくるタイミングがくると思います。
板橋区においても過去、熊本地震の支援などを迅速に行なってきています。
今回も、被災地からの要請にすぐに応じることができるよう、準備を進めておくべきでしょう。

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