1/29、第2回高島平地域まちづくり説明会が行われました。
高島五小体育館での説明会。
こういうのも雰囲気が変わっていいですね^^

当日の資料は、板橋区のホームページで公開されています。
令和5年度第2回説明会資料 (PDF 6.0MB)

今回の説明会資料では、以前に比べ、より具体的で今後のイメージが湧きやすいものになっており、私としては進展を評価しています。

昨年の予算委員会で、私は自腹でプロのイラストレーターに依頼した「高島平の未来像」「高島平団地の未来像」のイラストを示し、高島平まちづくりについて4つのポイントを打ち出しました。

① 高島通りの上にペデストリアンデッキを!
② 高島平駅に駅前広場を!
③ すべての団地をデッキでつなげ!
④ 団地を5m持ち上げろ!

この4つのポイントが、今回の説明会資料ではかなりの部分取り入れられています。

まず、ペデストリアンデッキの整備がこれまでと比べて明確に打ち出されています。
また、駅前周辺をデッキで連結し、団地の居住機能を上部に持ち上げて水害に備え、下部を商業機能などで活用することが示されています。

(令和5年度第2回説明会資料 18ページより引用)

高島平は「車で移動するまち」への転換を

あとは「駅前広場」がどうなるかですが、このあたりがちょっとまだ不明瞭です。
バスターミナルやタクシープールを有する駅前広場を整備しないと、駅前のにぎわいが限定的になってしまうことが懸念されます。

また説明会で寄せられた質問の中に、旧高七小跡地にできる団地の新棟ではきちんと駐車場を確保してほしいというものがありました。
これは私も大変同感です。
都営三田線の延伸が非現実的と言わざるを得ない現在の状況においては、高島平は「車での移動を基本とする郊外型都市」をめざす必要があります。
「車で移動するまち」においては、駐車場が必須です。
逆にいうと、駐車場さえあれば人は来ます。
例えば区内では、前野町・相生町・四葉などの商業施設が好調ですが、駅から決して近くはないこうした地域が好調な理由は、駐車場をきちんと確保しているからです。

「車で移動するまち」に転換していけば、高島平の発展は全然悲観する必要はないのです。

新棟での駐車場の確保については、区の説明がいまいち不明瞭だったように思います。
今後の高島平団地では、「地下駐車場」をしっかり確保していくことが非常に重要です。
また、駅前広場の実現もはっきりと打ち出してもらわなければなりません。
これらの点、引き続き提言していきます。

板橋区では現在、この「高島平地域交流核形成まちづくりプラン(案)」に対するパブリックコメントを募集しています。
ぜひ、ご意見をお寄せください。

高島平地域交流核形成まちづくりプラン(案)パブリックコメントの募集

いよいよ来年、旧高七小解体工事に着手する予定となっています。
今年が高島平まちづくりの正念場。
2024年、私は高島平まちづくりを徹底議論していきたいと思いますので、ぜひ皆様のご意見をお寄せください!

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