AIの動向は、OpenAIが発表した新モデル「GPT-5」によって、また別次元に突入しました。

私は本HPに新たに「実験室」を設置し、AIを使って作ったアプリ類を公開しています。

現時点までの成果をご紹介します。

過去50年間(1974年〜2024年)の日本の国家予算推移

日本の国家予算がどのように推移してきたかを視覚的に理解できます。
速度を「3.0x」にすると円グラフの動きがより見えやすくなります。

これを見ると、「社会保障費」と「国債費」が強烈に上昇しているのがよくわかります。

社会保障費の増加は、少子高齢化社会において不可避ではあります。
とはいえ、無駄な支出を抑えつつ、どうやって財源を確保して社会保障を維持・向上させていくかを考えなければなりません。

国債費も注目です。
これはつまり「借金の返済」。
「国の借金=国民の資産」だから国はいくら借金してもいいんだ、なんて言い方をする人はさすがに最近減りましたが、そういう方にはこのグラフを見てもらいたいですね。

現に、国民は「税金からの支出」という形で、借金の返済をやってるんです。
2024年だと、一般会計全体の24.1%が国債費。

言ってみれば、国民が納めた税金は、納めた瞬間にその4分の1が借金返済で消えてるのです。

その分、新しい施策に税金を使う余地が減っています。
これは揺るがぬ事実です。

その前提があって、その上で「どうやって国民のための政策をやるか」という議論があるのであって、この前提を無視している主張は、議論の俎上に上げることができません。

「赤字国債など、いくら発行してもいい」
そんなわけないのは、この円グラフが雄弁に語っています。

旧高島七小 影シミュレーター

https://nakatsuma.jp/app/shadow

旧高島七小に建設が想定されているUR団地新棟(最大高さ110mとした場合)の「影」が、日時ごとにどうなるかをシミュレーションしています。
とりあえず「今日」「夏至」「冬至」のどれかのボタンを押して「日の出時刻セット」ボタンを押してから「再生」ボタンを押せば、影の動き方がイメージできると思います。
建物の面積や高さも変えられますので、いろいろ試してみてください。

ちなみにこれ、8.9長崎平和式典の前夜、ホテルの中で一晩で作りました^^
GPT-5の威力ですね!

住民説明会では「そんな高い建物ができたら、1日の半分が日陰になってしまう!」なんてことを言う方もいらっしゃいましたが、そんなことにはならないのが、このシミュレーターで一目瞭然でわかります。

私は昨年の都市建設委員会で「面積と高さがわかっているなら、影がどうなるかはシミュレーションできるはずじゃないか。そういうシミュレーターを作って可視化したほうが住民に納得してもらえる」と言ったのですが、そういうことができる職員がいるにもかかわらず、結局やってません。

業を煮やして、私が作っちゃったわけですが^^;

やればすぐできるはずのことを、なぜやらないのか。

このことは、次の質問の機会で、キッチリ言わなければなりませんね。

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