中妻じょうた

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Jヴィレッジ写真まとめ(2012年、2013年)

最近、福島第一原発事故対応拠点・Jヴィレッジの記事にアクセスが多いことがわかりました。週刊モーニング大賞を取ったマンガ「いちえふ」の影響でしょうか?
そういえばまだ公開していない写真もあったな、と思いましたので、2012年7月と2013年8月の2回に渡って訪れた、Jヴィレッジの写真をザザッと紹介します。


2012年7月17日の写真

2012年は、原発のない社会をめざす自治体議員グループ「グリーンテーブル」の視察でJヴィレッジを訪れました。

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2012年は防護服を着て、マスクをつけてJヴィレッジを訪れました。
現在では、Jヴィレッジは通常の服で大丈夫です。

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Jヴィレッジ正面玄関前のロータリー。
奧の屋根付きスタジアムの下には、コンテナが山積みになっています。
このコンテナの中には、使用済みの防護服が詰まっています。

防護服は一度使ったら廃棄します。廃棄といっても低レベル放射性廃棄物ですから、焼却することはできず、コンテナに詰めて保管しておくしかありません。
現在ではこのコンテナはJヴィレッジにはなく、福島第一原発正門付近に移動させたそうです。

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「未来に語り継がれていく勇者の皆様へ」。

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「いちえふ」でも出てきた装備品倉庫。作業員は、ここから自分に合う防護服やマスクをチョイスして出発します。
まるで「ショップ」のごとき光景です。

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「ショップ」に貼り出されている装備時の注意書き。
「1F(福島第一)」に行く作業員と「2F(福島第二)」に行く作業員では装備が違いますよ、ってことですね。

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防護服、手袋、靴下、靴カバー…。とにかくめんどくさい。

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ノーマルタイプのマスク。

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原子炉建屋内作業用の「チャコールマスク」。放射能がより強いエリアで作業する人向け。

他にも、線量ゲートとか写真映えするものはいっぱいあったんですけど、撮影不可でした。残念。

 

2013年8月5日の写真

2013年は、民主党板橋区議会議員団の会派視察でJヴィレッジを訪れました。

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Jヴィレッジ正面玄関横で。左から佐藤利信議員、尾名高勝議員、そして私です。
服装は全然普通です。

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正面玄関を入ってすぐの廊下。
Jヴィレッジは元来、サッカーのナショナルトレーニングセンター。この両脇には、数々の著名サッカー選手の写真がパネルになって飾られています。福一事故前からそうなのでしょう。
ただ、「これらのパネルの撮影は、ご勘弁ください…」と言われてしまいました。
まあ、そりゃそうでしょうね^^;

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正面玄関入ってすぐのエリア。
以前は確か、何かの受付に使っていたと思うのですが、現在は何も使われてないようです。
2012年と違い、放射線防護境界としての役割はJヴィレッジから福島第一原発正門前に移動していました。
線量ゲートももうここにはありません。
そのせいか、前年よりもだいぶ閑散とした感じでした。

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上層階に登って担当者の説明を聞く、尾名高勝議員。

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駐車場と化したピッチ。
元来ここは非常に手入れが行き届いたピッチで、ワールドカップ日本代表選手であっても、使えるのは1日何時間などと決められていたそうです。
それがもう、車に踏まれまくり、芝生も完全になくなってしまいました。

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視点を左に移すと、何やら巨大な車庫のようなものが。
ここで車の洗浄をします。「いちえふ」にも描かれていましたね。

放射線境界を出入りする車はここで洗浄して、放射線量を許容限界以下にする必要があります。
しかし中には、放射性物質がついた塵がこびりついて取れなくなり、洗浄しても線量が下がらなくなる車もあるそうです。そういった車は福一事故処理専用とされ、外に出ることができなくなります。

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木々の間に垣間見えるのが、原発作業員用の応急住宅です。
説明によるとかなり劣悪な環境らしく、トイレは共同だそうです。避難者の仮設住宅より悪いですね…。
最近少し予算がついて、環境の改善を行なっているそうです。

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Jヴィレッジ内の売店。こういうものも必要ですよね。

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さてあの「防護ショップ」はどうなったかと思ったら、きれいサッパリ。棚だけになってしまってました。
放射線防護境界が福一正門前に移動したことにより、「ショップ」もそこまで移動。
ここはもう使われていないわけですね。

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現在の事故対応や廃炉への取り組みについて、東電のJヴィレッジ担当者から説明を聞きました。
折しも汚染水漏洩問題が発覚した直後の訪問であり、その点についての説明も求めました。

私が最もひっかかったのは「5/24にわかっていた汚染水漏洩を、なぜ7月末になって発表したのか」という点でした。
この質問に対しての東電側の答えは、「特に意図はない、と公的には申し上げている。私どもの立場としては、それ以上の答えはできない」というものでした。

参院選の終了を待って発表したのではないか?と、当然疑われるべき態度ですが、Jヴィレッジ担当の部長・課長を問い詰めても何も出てこないなと思い、これ以上の追及はしませんでした。

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気になったのが、屋外の上部に至るところにぶら下がっている、この謎のビニールテープです。前年にはなかったはずですが…?
聞くと、これは「ハチの巣よけ」だそうです。こういうのをぶら下げておくと、ハチは巣を作れないのだとか。
やけに生活感のあるノウハウが溜まっています…。

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Jヴィレッジ正面玄関前で空間線量を計測。0.48μSv/hでした。
放射線境界としては後退したJヴィレッジであってもこの線量。
原発作業員の皆様、本当にご苦労さまです。
何はともあれ、現場で奮闘している方々への敬意と感謝を忘れてはいけないと、心から思います。

Jヴィレッジや福島の現実について、皆様はどうお感じになりますか?
コメントや下記のソーシャルリンクで、ご意見をお聞かせください。

ブログ筆者プロフィール

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中妻 じょうた 板橋区議会議員

板橋区議会議員「IT区議」中妻じょうたです。 長年ITプロフェッショナルとして働いてきた経験を生かし、より多くの区民の声を区政に反映する仕組みづくり、そして人の可能性を伸ばす教育・子育て、また障がい者福祉など社会弱者の対策に力を入れていきます。 仙台出身。東日本大震災被災地支援や原発問題には積極的に関わっていきます。 趣味は中国武術、マラソン、ゲーム、読書など。

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